2021年2月5日金曜日

「ケアマネ質の向上研修会」とオオカミのおしっこ

 昨日、久々に主任ケアマネの研修会、「ケアマネ質の向上研修会」ケアプラン点検研修に参加しました。

もちろんコロナ禍なのでZOOM研修会でしたが、各市区町村2名ずつぐらいの参加だったようです。


私はこれまで、ケアプラン点検についてはかなり前から関わっていて、東京都の研修や市の研修にも何度も参加し、他市のケアプラン点検も見学に行ったこともあり内容についてはある程度理解しているつもりです。しかし、私自身は今後主任ケアマネの更新をしないつもりだったので、市と共同で行うケアプラン点検にはもう関わらないと思っていました。


それなのに何故研修を受けたかというと、少し前にネット上で「ケアプラン点検の内容変わる」というニュースを見たためです。またケアプランの作成プロセスが変わるのかと思い、当社には7名のケアマネがいるので、代表して参加してみようと思ったのです。


それで受講した内容ですが、これまでとほぼ変わっていなかったです。


使われている模擬ビデオも何年も前のものと同じでしたし、画質は悪く何度もフリーズしてました。


(この模擬ビデオは以前、貸してもらって各事業所にダビングして配ろうとしたのですが、東京都にそれはだめだと断られました。何故なんでしょう、ケアマネの質を全国的に向上させたいなら、模擬ビデオをダウンロードできるようにして、各事業所でそれぞれに何度も研修できるようにした方がいいと思うのですが、何故だめなのでしょうか?)


これは私の勝手な考えですが、このケアプラン点検はプロセスを学ぶにはその通りだと思うのですが、実際に今現場で動いているケアマネに浸透させるにはかなり無理がありそうです。


私の事業所のある多摩市では、ケアプラン点検を各事業所のケアマネにすべて受けてもらうのには何年もかかります。なので、一度受けると次はまた何年も先ということになり、数年に一度点検を受けただけでは実際のプランに使えるようにはなかなかならないのではと思っています。


実際に点検を受けたケアマネの感想は、「大変だったけど終わってよかった」が本音です。


また、毎日の忙しい日々が始まるとケアプラン点検時に学習した「ケアプラン作成プロセス」は色あせていきます。


なので、ケアプラン点検を受けたらそのプロセスを忘れないように、各事業所が毎月1回でも事業所の主ケアマネが中心となって「簡易版のプラン点検」を行うべきと考えています。


「簡易」とは、具体的には主に1表と2表を使い、ニーズから長期目標、短期目標、サービス内容、についてきちんと流れているか、その人らしさや楽しみが織り込まれているかなどを点検するというもので、2表を点検するだけでもアセスメントがしっかりとれていない部分があると見えてきます。これだと月1回でも複数名のケアプランが点検できます。


アセスメント自体は、何度も何度も様々な利用者のアセスメントを行う経験が少しずつ向上させていくものだと思っていて、点検でアセスメントまでしようとすると、ボリュームが大きすぎて何度も行えるレベルではなくなってしまいます。ニーズを抽出した時の根拠を明確にすることで、アセスメントの足りない部分への気づきが得られると思います。


アセスメントがいかに大事か、大切なのかは2表の作成根拠を説明してもらうことで、ケアマネ本人は実感として実践できる記憶に残るのではないでしょうか。


必要なのは何度もプラン点検を行い、事業所内の他のケアマネも同時に参加することで、事業所全体の「ケアプランの質の向上」が通常の業務レベルで図られるということです。


これは私の勝手な考えで行政が考えていることとずれているのかも知れませんが、当社では以前から「簡易版のケアプラン点検」を月に1回行っています。


実感として「ケアプランの質の向上」は出来てきていますし、皆が同じレベルでプランが立てられるようになってきたと感じています。


今後もこの「簡易版ケアプラン点検」は続けていきたいと改めて思いました。





ーオオカミのおしっこー


自宅の周辺にはサルを筆頭にイノシシ、鹿、うさぎ、タヌキ、ハクビシン、キツネ、熊が出ます。(熊は庭にいるところをビデオ撮影しています。いつかブログに貼り付けます)


サルはたまに軍団でやってきて庭を荒らしていくし、イノシシは夜に草むらからすごいうなり声をだして不気味だったりします。(ウリ坊はかわいいですけど)


その中でも問題だったのが、タヌキ一家がうちの倉庫の床下に住み着いてしまって、出入り口をふさいでも、脅かしても出ていかず困っていました。


しかもそのタヌキは疥癬を持ってるとみられ、うちでは疥癬タヌキと呼んでいます。

右側の床下に巣があります


なんとかタヌキを追い出す方法はないかとネットを検索していたら、「オオカミのおしっこ」というものを見つけました。

ずばり、「オオカミのおしっこ」が販売されていて、効果としては野生の動物たちはオオカミの匂いには近づかないんだそうです。


臭いは結構強烈です。海外から輸入しているみたいで
「おしっこ」を輸入するなんて・・と少しびっくり
100%混ぜ物なしが売りだそうです。


これは良いのではと思い早速購入して、小瓶に詰めて倉庫の周りに仕掛けたところ、なんと見事に疥癬タヌキの一家は姿を消し、引越しをしてくれたようです。効果抜群!

この容器は空ですが、ここにおしっこを入れて
周囲に仕掛けています。
本来、農作物を荒らされないために農家の方が
使用するようです。


あー良かったと思いきや、今度はタヌキがいないからかどこからか猫が頻繁に来るようになりました。やっぱり猫は野生ではないからオオカミのおしっこは全く気にしないようです。



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