2021年1月29日金曜日

「介護従事者へのワクチン」と3年分の薪

「2月の末までに医療従事者へのワクチン接種がスタート」ということで期待が膨らみます。


高齢者、介護従事者の次に一般という順番になるようですが、介護従事者はなぜか居住系の施設介護員だけで、在宅ケアの介護員は入っていないようです。


在宅ヘルパーは確かに高齢化が進んでいるので、高齢者の枠で受けられる人が多いでしょう。高齢ヘルパーさんは傾向として生活援助を多く担当し、身体介護などの重介護を担当するのは体力のある、もう少し若い方が担当している現状があります。

そして、在宅で生活をしている要介護者の皆さんがすべてワクチンを接種する訳では無い、又は出来ない方もいることを考えると、重症化のリスクが高い方を担当する在宅ヘルパーには、やはり先行してワクチンが必要と思えます。


感染しても全てが入院できない現状もあるところを見ると、やはり在宅を後回しにしてはいけないと感じます。


ただでさえ在宅ヘルパーは新たななり手がいないため、人手不足が大きな問題となっていて、当社でも募集しても全く採用できず、厳しい問題です。

それなのにワクチン接種が「介護従事者」から外されてしまうようでは、ますます在宅ヘルパーのモチベーションは下がってしまうでしょう。


今、介護福祉士会が政府に働きかけている様ですが、是非在宅の現状を理解いただいて善処して欲しいですね。


副作用の心配は当然ありますが、なんとかこのワクチンで終息へ向かっていくことを願わずにいられません。




ー3年分の薪ー


木から葉が全て落ちると、いつも地主の方が私の自宅周辺で木を伐採します。そしてその木を毎年丸太の状態で購入させてもらっています。

私の家は割と山の中なので冬はとても寒く、薪ストーブじゃないと家全体が温かくなりません。就寝前に多めに薪を入れると、明け方まで寒くならないので良いのです。そのため毎年大量の薪を燃やします。


いつもナラかクヌギをメインで薪にしています。松などの針葉樹は良く燃えるけど煙突を痛めてしまうので、メインでの薪としては使えないのです。(松の木は、「松くい虫」にやられて倒れ、切られたままよく転がっています)


今年はすべてナラの木が手に入りました。近頃は移住する人や、コロナの影響で別荘に長期滞在している人が多く、薪が不足気味なのです。なので、今年は多めにしました。


山は定期的に間伐しないと、木が太く大きく育たたなくなります。そのため台風で倒れたり土砂で道路を塞いだり、そして雪が降ると毎年倒木で電線が切れて、停電したりするんです。電気の要らない薪ストーブはそういう時にも安心なんですね。(大雪で夜間停電したりすると、除雪車が来ないと避難も出来ず、その上暖房がないと本当に危険な状況になるのです)




まだ長いので、半分か3分の1に切ってから斧で割っていきます。そして最低1年は乾燥させるため、この薪は来年以降にしか使えません。



この斧はとても重たいのですが、軽い斧だとなかなか割れてくれないんです。
もう10年以上薪割りしていますが、とうとう先日右腕を痛めました。
テニスひじのような症状で、斧が使えなくて困りました。
薪割マシンを導入するしかないようです。もう歳でしょうか・・・







先日スモークしたものです。
今回のスモークサーモンはうまくできました。おいしかった。



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2021年1月23日土曜日

「介護ICT化への期待」とスモークサーモン

 介護保険制度改正の中に、これまでとは違ってICT化による業務効率化の視点が多く織り込まれてきました。

例えばケアマネの減算のない担当上限件数をこれまでの40件から45件まで5件増やし、その条件としてICTによる事務の効率化や事務員の設置等が書かれています。


5ケース担当が増える=タブレット導入で解決!


と言う訳にはいかないですよね。この改正の背景には要介護者の今後の急増とケアマネ不足が大きいと思います。

私の事業所がある多摩市では新規を受けるケアマネが足りず、包括はだいぶ苦労しているようです。

特に多摩市は高齢化率が高いですから仕方ないですけどね。

以前から感じていましたがICT化を進めるなら、各法人が利用しているソフト、ベンダーがデータを共有出来るような仕組みが欲しいです。

今時、大量の提供表を毎月FAXしているなんて時代錯誤ではないでしょうか。

地域包括ケアを進める為にも、人手不足を補う為にも、チームケアを強化させる為にも、それぞれの事業所ごとの縦割りでは無く、横のつながりの強化が必要だと思います。利用者やそのご家族だって同じ話を何度もしなければならなかったり、同じ様な書類を何度も書いたりしなければならず、不必要な負担は減らすべきです。

実現にはセキュリティー等、さまざまな問題があると思いますが、今こそ行政が大なたを振るってもっと踏み込んだICT化を進めて欲しいです。




ースモークサーモンー


冷燻製なので冬にしか出来ないのですが、今年はコロナのこともあり会社スタッフ用のスモークチーズは作りませんでした。いつもはチーズだけで40~50本くらいはスモークしています。

なので私の家族用だけで少量ですが、チーズとウインナー、サーモンをスモークします。大体5~6時間で完成しますが、気温が高いとサーモンが半生焼シャケになるので注意が必要です。


スモークサーモンは下味をつけて、塩抜きをして乾燥、スモークして1~2日後にはおいしくいただけます。自分で好みの味に調整するので売られているものより満足度は高いです。(上手く出来ればの話で失敗する事もよくあります)

   

スモーカーは自作です。冷たい煙を作るため熱源を離し右下の小さい箱からスモーカーに煙を送っています。5年位使ってますがまだまだ調子良いです。冷燻製用のスモーカーってあまり売ってるのを見たことないですね。



桜のチップは薪ストーブ用に切った木を
チェーンソーで木くずを作って使っています
いくつか試したけど、やっぱり桜のスモークが一番いいみたいです、というか桜の木しかストックが無いんですけどね。


スモークする時に洗濯物が干されていると風向きにより、しっかりと匂いが付いてしまうので、家族に怒られないように注意してスモークはしなければいけません。服に匂いがつくと着ていてかなり気持ち悪くなります。


お酒好きにはとても良いおつまみになるんですよね、煙で燻すだけで。不思議です。



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2021年1月20日水曜日

「介護保険制度改正」と山梨の田舎生活

 初めてのブログでどういう風に書こうかなんて考えたまま、時間だけが過ぎてゆくので思いつくままに書くことにします。


介護保険制度は4月に改正が行われますが、社会保障費が前年比1兆7500億円も増えたことや、現在のコロナ禍の経済的な影響を受けて微妙な内容になってきたようです。

若干のプラス改定となるようですが、事業によっては加算が取れずマイナスになる部門もありそうで、大きなマイナス改定とならなかっただけマシと思うべきかもしれません。

当社も介護保険で支援、介護、看護、通所、福祉用具の5つの部門があるので、全体でどうなるかまだ分かりません。



ー山梨の田舎生活ー

北杜市は今朝も寒かった。大体この時期マイナス4度~8度くらいで、今朝はマイナス6度。

いつものように窓が凍って開きません。(ちなみに私は山梨県から通勤しています)


今後は私の自宅周辺の自然や生活と、福祉サービス事業全般について思うこと、織り交ぜながらブログの内容としていきたいと思います。

数日前に降った雪が残った甲斐駒ヶ岳
~朝のランニングコース~


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